センスを感じる30代の20万円以下の腕時計6選

(目次)

  1. オリス
  2. ティソ
  3. フレデリックコンスタント
  4. グライシン
  5. オリエント
  6. セイコー


1.オリス

スイスの時計メーカーであるオリスは、

この価格帯の時計ではトップクラスの技術力を持ち、

コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。

他メーカーの中には30万円以上の価格で同様のスペックの物が

販売されている事も珍しくなく、コストパフォーマンス的にも

良心的なメーカーだと言えます。


2.ティソ

少し時計に詳しい人であれば大抵の人が知っているスイスのメーカーであり、

創業は1853年と、老舗時計メーカーです。

安価で高性能を売りにしているメーカーであり、機械式時計の

入門機としての位置付けである事が多いです。


3.フレデリックコンスタント

低価格帯の海外メーカーの時計といえばまず候補に挙がってくる

メーカーであり、シチズンの子会社でもあります。

高いデザイン性を持ち、見た目を重視する方に好まれる傾向がある一方、

自社製ムーブメントの製造も出来るマニュファクチュールであり、

近年では、その技術力の高さも評価されています。


4.グライシン

このメーカーの名前を知っている人はよっぽどの時計マニアだと言われる

ぐらい日本での知名度は極めて低いですが、

ミリタリー系のコンバットサブシリーズや、パイロット系の「エアマン」

シリーズ等は根強いファンを抱えています。

一部の人にしかわからないという点はありますが、

人とかぶりたくない方にはぴったりの時計だと言えます。


5.オリエント

個性的なデザインが多いのが特徴です。

お手頃価格の割には精度が高く、細部の作り込みもしっかりしており、

非常にコストパフォーマンスの良い時計です。

自社ムーブメントを製造することもできるマニュファクチュールでもあり、

中途半端な20~30万程の海外メーカー物を購入するのであれば、オリエント

の方がコストパフォーマンスも高く、国産である事から修理面等の

融通が利きやすいため、選択肢としても悪くありません。

大人の男性が着用してもなんら違和感のない程。


6.セイコー プレザージュ

「Simple is the best.」という言葉がぴったりのシンプルで美しい時計です。

裏がシースルーバックになっており、美しいムーブメント

を見る事ができます。

ビジネスシーンでも問題なく使用する事ができますし、

時計自らが主張し過ぎず、バランスのとれた存在感です。

国産のセイコーという事でアフターメンテナンスに関しても安心です。

ゼニスの腕時計

(目次)

  1. 創業
  2. 歴史
  3. 名機「エルプリメロ」
  4. イメージ
  5. おすすめモデル

創業・・・

・創業者:ジョルジュ ファーブル ジャコ

・設立 :1865年

・創業地:スイス ル・ロックル


歴史・・・

スイスの高級時計ブランドであるゼニス。

ゼニス=天頂という意味を持ち、天の頂を目指すという

ブランドコンセプトのもと、世界有数のマニュファクチュール

数えられます。

ゼニスといえば、なんといっても自社製ムーブメント搭載の

エル・プリメロが有名であり、伝説のムーブメントと

呼ばれる事もあります。

1900年の万博で「ゼニス」という名の

懐中時計用ムーブメントを出品して

金賞を受賞し、この「ゼニス」という名が後のブランド名にも

なっています。

1969年にゼニスの代名詞であるクロノグラフ専用ムーブメント

「エル・プリメロ」を発表した矢先、

クォーツショックで経営難に陥り、

アメリカ資本の会社に買収された経歴を持ちます。

その際に、機械式時計の製造停止や図面や金具等の破棄を

命じられますが、その時の技術者であるシャルル・ベルモ

図面や金具を工場の屋根裏に隠していたのは

ゼニスファンならだれもが知る有名な話です。

今のゼニスがあるのは、この時のシャルル・ベルモの行動が

あってこそと言えるでしょう。

後にスイス資本の会社に買収され、さらに1999年にはLVMHの

傘下に入ります。

LVMH傘下後のゼニスは、これまでにないデザイン性の変化が

加わるようになりました。

現在では、機械式時計では最も製造が難しいと言われる、

パーペチュアルカレンダートゥールビヨンなども製造もできる程の

技術を持っています。


名機エル・プリメロ・・・

・エスペラント語で「第1の」を意味

・世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント

・36000振動/時

・1988年から2000年までロレックスのデイトナ用に供給
 ※ロレックス唯一の社外ムーブメント


ゼニスのイメージ・・・

ゼニスというブランドは、数あるブランドの中でもムーブメントに関する

評価が極めて高いのが特徴です。

その中でもエル・プリメロはあのロレックスからも好評価を受け、

デイトナにも搭載された経歴を持ちます。

デイトナのエル・プリメロモデルは今やプレミアが付く程です。

1969年に発表されたエル・プリメロが未だに世界最高峰のムーブメントと

言われているのですから、どれ程の技術を有するかは言うまでもありません。

世界トップクラスのムーブメントを作り、ロレックスにも評価されていた

ゼニスですが、一般では腕時計好きでない限りゼニスというブランドを知る

人は多くないのが現状です。

ムーブメント製造が得意なゼニスは、

デザイン面における部分があまり得意でなかったり、

マネジメント力が得意でなかったりと理由は様々です。

営業が苦手な腕の良い職人と言った感じでしょうか。。。

わかる人だけ買ってくれたらいいというのがゼニスなのです。

誰もが知るというわけでなく、知る人ぞ知るというのが

ゼニスのイメージでしょう。


おすすめモデル・・・

(クロノマスター フルオープン 42mm )

 

ゼニスと言えば、ムーブメントを直接見る事ができるオープンモデル。

世界最高峰の振動数を誇るエル・プリメロを眺めるだけでも

幸せな気分になれます。

 

(エル・プリメロ 410 シャルル・べルモ トリビュート)

ゼニス復興の立役者であるシャルル・ベルモの名を取ったモデルです。

シックで落ち着いたブルーの文字盤が気品と美しさを奏でています。