IWCの保証について

IWC(International Watch Company)の購入後の保証について

少しお話したいと思います。


1.IWC

2.代表的なモデル

3.購入後の保証

 

 


1.IWC

1868年創業、現在はリシュモングループに属するスイスの

高級腕時計メーカーであり、

古くは「インター」等と呼ばれることもある。

社名が英語である所以は創業者がアメリカ人であるからである。

ドイツ国境にほど近いシャフハウゼンに本拠地を置き、

自社製ムーブメントを手掛けるニュファクチュールである。

一部、エタ社製ムーブメントも存在するが、

自社製と言っても良い程の改良が加えられている

事も有名な話です。

機械式時計の性能の高さを示す一つの指標である

クロノメーター認定規格よりも

さらに厳しい独自の基準を設けるなど、

その技術力の高さは職人気質の質実剛健と称され、

世界中の時計ファンから高い評価を受けているメーカーである。


2.代表的なモデル

2.1 ポルトギーゼ

IWC IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック IW371446 【新品】 時計 メンズ

白文字盤の青針は数あるモデルの中でも最も人気の高い商品であり、

クロノグラフでありながら視認性抜群の美しいデザインは

IWCの傑作との呼び声も高い。

 

2.2インジュニア

IWC IWC インジュニア オートマティック IW323904 【新品】 時計 メンズ

ロングセラーシリーズであり、耐磁性に重点を置いて作られた時計です。

放射線技師など、電磁波の影響を受けやすい職業向けのだが、

その独特のデザイン性は若者のにも人気である。

 

2.3 アクアタイマー

IWC IWC アクアタイマー オートマティック IW329002 【新品】 時計 メンズ

名前の通りIWCのダイバーズウォッチである。

夜光塗料に、スーパールミノーヴァが使用されるなど

夜間での視認性も抜群で、防水機能もモデルにもよるが、

最大2000mなどのハイスペック機能を搭載している。

 


3.購入後の保障

IWCには購入後の永久保証というサービスが存在します。

これは、自社製品に関しては、どのような壊れ方をしようが、

どれだけ古かろうが責任を持ってメンテナンスしますよ

というものです。

これがいったいどれほどすごい事なのだろうか。

時計に限らず多くの製品は、

一定の保障期間が経過してしまった後、

保障対象外となってしまい、

メンテナンスする事ができない場合が多いです。

これは、企業として新しい物を次々に購入してもらった方が

売り上げがたちますし、旧製品で購入するかどうかも

わからない製品のメンテナンス用部品を在庫として

持つこと自体、それを管理するための維持費や

人件費などデメリットの部分が大きすぎるのです。

数十年以上前の製品をメンテナンスするために、

技術を代々受け継がせる労力も大変なものです。

「そんな大昔の製品、作った人もういないからわからないよ」

なんてのが普通ですよね。

このように永久保証というサービスは結構すごい事なんです。

あのロレックスでさえ永久保証は行っていません

その証拠に、永久保証を謳っているメーカーは、

パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ブレゲなど

ほんの一握りのトップメーカーのみです。

それじゃ、ロレックスよりIWCの方が凄いの?

いいえ、違います。

今回は保障についてのお話なので、

例としてロレックスを

出しましたがロレックスにはIWC以上の魅力も多くあります。

あくまでも魅力の一つであり、

何に重点を置くかというのは人それぞれですので、

一生物として考えるのであれば、IWCの永久保証サービスは

魅力の一つになるのではないでしょうか。

一度は手にしてみたい時計ですね。

 

 

メンズ用宝飾系メーカーの腕時計について

(目次)

  1. 宝飾系メーカー
  2. カルティエ(タンクMC)
  3. カルティエ(カリブル ドゥ カルティエ)
  4. 最後に・・・

     


1.宝飾系メーカー

一般的にメンズ用腕時計といえば、

ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤーなどを

思い浮かべる方が多いと思います。

これらのメーカーは時計専門メーカーであり高品質である事は

間違いありません。

一方、宝飾系時計メーカーのイメージは?

女性用であったり時計メーカーでないからちょっと・・・など、

あまり気にしていない男性は多いのではないでしょうか。

たしかにそのイメージはあながち間違ってはいないと

思います。

宝飾系メーカーの中には、デザイン性のみを追及して、

中身の方は他社製の低スペックムーブメントである

事も珍しくないからです。

しかし、宝飾系メーカーの中には、

高級時計専門メーカーと比較しても相違ない程の

高い技術力と信念を持つメーカーも存在します。

そこで今回は、宝飾系メーカーであるカルティエ

おすすめ男性用時計をご紹介したいと思います。

 


2.カルティエ(タンクMC)

タンクシリーズと言えば、クラシック調のカルティエ

定番モデルの1つです。

「タンクソロ」や「タンクフランセーズ」など

多くのモデルが存在しますが、

その中の「タンクMC」は、

2013年に誕生したばかりのモデルです。

MC」というのは、「マニュファクチュール・カルティエ」の

頭文字をとっています。

そう、自社製ムーブメント搭載のタンクなのです。

時計好きの中には自社製を意識されている方も多いと思います。

自社製=技術力の高さを示している事も多く、

時計を選ぶ上での1つの指標となるからです。

「タンクMC」以前のタンクシリーズではほとんど

他社製ムーブメントを使用しており、

タンクMCでは、「Cal.1904-PS MC」というカルティ初の

自社製量産型ムーブメントを搭載しています。

名称に自社製です!とアピールするほどなので

カルティエの自信の程が伺えます。

ケースサイズは少し大きめの44.0×33.3mmであり、

シースルーバックのケース裏から見える美しいムーブメント、

そしてギョーシェ仕上げの文字盤など、カルティエらしく

細部までこだわっている事がわかります。

レザーベルトという事もあり、主にビジネスシーンでの

活躍が予想されますが、少しカジュアルなジャケットスタイル

にもマッチするので普段使いにも問題なく使用できそうです。


3.カルティエ(カリブル ドゥ カルティエ)

カルティエと言えば、洗練されたクラシカルな

デザインが多いのが特徴ですが、

近年発表された「カリブル ドゥ カルティエ」は、

カルティエ初のメンズ専用モデルでもあります。

メンズ専用のモデルは今まで存在していなかったため、

パッと見ただけで今までと様子が違うのがわかります。

カルティエお得意のクラシカルな感じを残しつつ、

男性的なスポーティーさと力強さを兼ね揃えたデザインに

仕上げられており、時計に詳しい方でない限り

「えっ!それ、カルティエ?」なんて言われそうです。

ベルトタイプは、革ベルトとステンレスブレスレットタイプがあり、

ビジネスシーンとカジュアルな普段使いとを

使い分ける事ができます。

スポーティで有りながら革ベルトがマッチする所なんかも

カルティエらしいですね。

むしろカルティエだからこそと言った方が良いかもしれません。

そして、タンクMC同様自社製ムーブメント

Cal.1904-PS MC」搭載モデルでもあります。

カリブルシリーズにはダイバーズモデルも存在しています。

タンクシリーズやパシャシリーズと同様に

メンズモデルとしての1つのジャンルを築き上げようとする

意気込みが伺えます。


4.最後に・・・

私独自の見解にはなりますが、カルティエは、

他の宝飾系メーカーと比べても

腕時計に関する熱意のようなものを感じ、

デザイン・機能共に頭一つ抜けているように思えます。

近年は男性用にも力を入れているのは一目瞭然なので、

今後さらに素晴らしい時計を世に送りだしてくれるのでは

ないでしょうか。

マニュファクチュールとは・・・

マニュファクチュールとは・・・

大まかに大抵のメーカーは、エタ社等のムーブメント専門メーカーから

ある程度完成されたムーブメントを仕入れ、それを独自に

改良して文字盤やケースをセットして販売されるという

流れになりますが、文字盤やケースだけでなく、

ムーブメント自体も自社で製造するメーカーがいくつかあります。

この自社一貫製造する時計メーカーの事を

マニュファクチュール」と言います。

一般的に、マニュファクチュールというだけで、価格が高くなる傾向

にあります。

代表的なメーカーは、パテック・フィリップジャガールクルト

ランゲ・アンド・ゾーネロレックスゼニスセイコーがあります。

さらにムーブメントの部品の中でも「ヒゲゼンマイ」の製造は

最も難しく、セイコーやランゲ・アンド・ゾーネ等は

このヒゲゼンマイも自社で製造している完全マニュファクチュール

呼ばれます。


なぜ、マニュファクチュールだと高いのか?・・・

それは、自社で設計から製造工程までの全てを行うわけですから、

莫大な人件費と時間がかかりるのは当然だとして、

一般に販売できるレベル

商品を作るには高い技術力が必要になります。

1日に5分も時間がズレるなんて商品出せませんからね。。。

そのような理由から高くなる傾向があります。


マニュファクチュールのメリットは?・・・

マニュファクチュールは高いだけではありません。

マニュファクチュールの最大のメリットと言えば、

どのようなデザインのケースであろうと、それに合わせて

製造する事ができます。

エタ社等の汎用ムーブメントの場合、ある程度サイズが決まっているため

うちではこんなデザインの時計が作りたいのにサイズが合わないから

作れない!

なんて事は、当然のように出てきます。

時計に限らずオリジナル商品という物は世の中から評価されやすい

傾向にあるため、オリジナル性を出すためには自社製造は、

必須になるのです。


マニュファクチュールを買うべき?・・・?

しかし、一概にはマニュファクチュールが全て

良いというわけではなく、エタ社等のムーブメントを

使用しているメーカーでも、

IWCやブライトリング等は原型が無くなるほど改造を施し、

自社製といってもいいぐらいの性能を誇る

ムーブメントを搭載しています。

価格も抑えらて高性能のムーブメントです。

IWCは、エタ社のムーブメントのモデルと

マニュファクチュールのモデルを分けて販売しています。

エタ社のムーブメント搭載モデルでもマニュファクチュールメーカーの

スペックを比べた時に同一であれば、エタ社搭載ムーブメントの

方がコストパフォーマンスが良いという考え方もできます。

そもそもエタ社は世界最大のマニュファクチュールなので、

そのムーブメントを安価で購入できるという考え方もできます。

エタ社のムーブメントはある程度完成されているため、

ほとんど改造せずにケースに収めて販売するようなメーカーがあり、

このようなメーカーのイメージにより少し悪い方向へ進んでいる

面があるのは事実ですが、しっかりと中身を知った上で、

自分が納得できれば、時計へのこだわりは人それぞれなので、

それが一番いいのではないでしょうか。