ビジネスシーンで使えるできる男の腕時計

(目次)

  1. ジャガールクルト(マスターシリーズ)
  2. ノモス(タンジェント)
  3. オメガ(デビル)

 

 


1.ジャガールクルト(マスターシリーズ)

世界最高峰のパテック・フィリップやオーデマ・ピゲ等に

ムーブメントを提供していたことからも、

その技術力の高さと信頼性はトップクラスの老舗メーカー。

マスターシリーズに限らず、ジャガールクルトの時計を着用している

というだけで、できる男のイメージをもたれる程の

格式の高いメーカーです。

マスターシリーズは、1000時間テストをクリアしたものしか出荷

されないため、性能に関しては言うまでもなくデザインも

割とシンプルなものが多くいため、ビジネスシーンには

完璧にフィットします。

逆に格式の高さゆえか、一般の認知度は低い傾向にあります。

 


2.ノモス(タンジェントシリーズ)

ノモスは、スイスに次いで高級腕時計メーカーを多く

輩出しているドイツのメーカーであり、

自社製のムーブメントを製造できる程の技術力を合わせ持ちます。

独特のインデックス文字盤が特徴のタンジェントシリーズですが、

デザインは極めてシンプルなため、ビジネスシーンでの

着用にはもってこいの時計です。

裏はスケルトンになっており、ドイツメーカーらしい美しく仕上げられた

ムーブメントを眺める事ができる点も高評価。

 


3.オメガ(デビルシリーズ)

スピードマスタやシーマスター等、ビジネスシーンでは

少し抵抗があるという方にはぴったりです。

独自の機構コーアクシャル機構搭載。

コーアクシャル機構とは、オメガが独自に開発した脱進機の事で、

通常の脱進機は、ゼンマイがほどける時の回転運動を振り子のような

振幅運動に変換しているのですが、この時に生じる部品の摩耗を

防ぐために潤滑油を指して摩耗を防いだりしています。

コーアクシャル機構では、これらの点を改善し、

なるべく部品同士が接触しないよう設計されている事で、

部品の摩耗を極力防ぐ事に成功しました。

通常の機械式時計のオーバーホール期間は約5年と言われていますが、

コーアクシャル機構搭載のオメガの腕時計は

2倍の10年と言われています。


マニュファクチュールとは・・・

マニュファクチュールとは・・・

大まかに大抵のメーカーは、エタ社等のムーブメント専門メーカーから

ある程度完成されたムーブメントを仕入れ、それを独自に

改良して文字盤やケースをセットして販売されるという

流れになりますが、文字盤やケースだけでなく、

ムーブメント自体も自社で製造するメーカーがいくつかあります。

この自社一貫製造する時計メーカーの事を

マニュファクチュール」と言います。

一般的に、マニュファクチュールというだけで、価格が高くなる傾向

にあります。

代表的なメーカーは、パテック・フィリップジャガールクルト

ランゲ・アンド・ゾーネロレックスゼニスセイコーがあります。

さらにムーブメントの部品の中でも「ヒゲゼンマイ」の製造は

最も難しく、セイコーやランゲ・アンド・ゾーネ等は

このヒゲゼンマイも自社で製造している完全マニュファクチュール

呼ばれます。


なぜ、マニュファクチュールだと高いのか?・・・

それは、自社で設計から製造工程までの全てを行うわけですから、

莫大な人件費と時間がかかりるのは当然だとして、

一般に販売できるレベル

商品を作るには高い技術力が必要になります。

1日に5分も時間がズレるなんて商品出せませんからね。。。

そのような理由から高くなる傾向があります。


マニュファクチュールのメリットは?・・・

マニュファクチュールは高いだけではありません。

マニュファクチュールの最大のメリットと言えば、

どのようなデザインのケースであろうと、それに合わせて

製造する事ができます。

エタ社等の汎用ムーブメントの場合、ある程度サイズが決まっているため

うちではこんなデザインの時計が作りたいのにサイズが合わないから

作れない!

なんて事は、当然のように出てきます。

時計に限らずオリジナル商品という物は世の中から評価されやすい

傾向にあるため、オリジナル性を出すためには自社製造は、

必須になるのです。


マニュファクチュールを買うべき?・・・?

しかし、一概にはマニュファクチュールが全て

良いというわけではなく、エタ社等のムーブメントを

使用しているメーカーでも、

IWCやブライトリング等は原型が無くなるほど改造を施し、

自社製といってもいいぐらいの性能を誇る

ムーブメントを搭載しています。

価格も抑えらて高性能のムーブメントです。

IWCは、エタ社のムーブメントのモデルと

マニュファクチュールのモデルを分けて販売しています。

エタ社のムーブメント搭載モデルでもマニュファクチュールメーカーの

スペックを比べた時に同一であれば、エタ社搭載ムーブメントの

方がコストパフォーマンスが良いという考え方もできます。

そもそもエタ社は世界最大のマニュファクチュールなので、

そのムーブメントを安価で購入できるという考え方もできます。

エタ社のムーブメントはある程度完成されているため、

ほとんど改造せずにケースに収めて販売するようなメーカーがあり、

このようなメーカーのイメージにより少し悪い方向へ進んでいる

面があるのは事実ですが、しっかりと中身を知った上で、

自分が納得できれば、時計へのこだわりは人それぞれなので、

それが一番いいのではないでしょうか。

センスを感じる30代の20万円以下の腕時計6選

(目次)

  1. オリス
  2. ティソ
  3. フレデリックコンスタント
  4. グライシン
  5. オリエント
  6. セイコー


1.オリス

スイスの時計メーカーであるオリスは、

この価格帯の時計ではトップクラスの技術力を持ち、

コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。

他メーカーの中には30万円以上の価格で同様のスペックの物が

販売されている事も珍しくなく、コストパフォーマンス的にも

良心的なメーカーだと言えます。


2.ティソ

少し時計に詳しい人であれば大抵の人が知っているスイスのメーカーであり、

創業は1853年と、老舗時計メーカーです。

安価で高性能を売りにしているメーカーであり、機械式時計の

入門機としての位置付けである事が多いです。


3.フレデリックコンスタント

低価格帯の海外メーカーの時計といえばまず候補に挙がってくる

メーカーであり、シチズンの子会社でもあります。

高いデザイン性を持ち、見た目を重視する方に好まれる傾向がある一方、

自社製ムーブメントの製造も出来るマニュファクチュールであり、

近年では、その技術力の高さも評価されています。


4.グライシン

このメーカーの名前を知っている人はよっぽどの時計マニアだと言われる

ぐらい日本での知名度は極めて低いですが、

ミリタリー系のコンバットサブシリーズや、パイロット系の「エアマン」

シリーズ等は根強いファンを抱えています。

一部の人にしかわからないという点はありますが、

人とかぶりたくない方にはぴったりの時計だと言えます。


5.オリエント

個性的なデザインが多いのが特徴です。

お手頃価格の割には精度が高く、細部の作り込みもしっかりしており、

非常にコストパフォーマンスの良い時計です。

自社ムーブメントを製造することもできるマニュファクチュールでもあり、

中途半端な20~30万程の海外メーカー物を購入するのであれば、オリエント

の方がコストパフォーマンスも高く、国産である事から修理面等の

融通が利きやすいため、選択肢としても悪くありません。

大人の男性が着用してもなんら違和感のない程。


6.セイコー プレザージュ

「Simple is the best.」という言葉がぴったりのシンプルで美しい時計です。

裏がシースルーバックになっており、美しいムーブメント

を見る事ができます。

ビジネスシーンでも問題なく使用する事ができますし、

時計自らが主張し過ぎず、バランスのとれた存在感です。

国産のセイコーという事でアフターメンテナンスに関しても安心です。